足跡の記録2021


202111 六ッ美学区


202109 福岡学区


202105 福岡学区


202104 福岡学区


202103 福岡学区

 

●とろ

水の波なく静かなる形容にして、瀞(とろ)の音浄くして、垢  なしの意義ありと『土呂郷土志』にあるようです。   昔は、海が迫っていましたからね。

 

●三八の市  

土呂の町の発展は、この市(三八の市)の存在が大きい。「三の日」を「上の市」といって台地上の市場に設けられ、形原・三谷方面  から海産物が売られる。「八の日」は「下の市」、台地下の仲町に設けられ、野菜・果物・薪など近くの農民が売りに来る市でした。平成まであったが、今はスーパー進出でなくなったようです。●免許状

「毎月三八の日、大道に於いて貨物売買貿易勝手たるべく候件の如し 元亀二年三月浜松城において家康」

   

●土呂本宗寺

永禄7年(1564)、一向一揆の際、破壊されますが、御坊山、御堂山、市場町、対屋などの地名は往時を偲ぶように、そのまま今に伝わっています。  

 

●土呂と蓮如さん  

蓮如には「御堂山の大蛇」にまつわる伝説が残されています。  

昔むかし、御堂山のふもとの池に大蛇が住みついた。この大蛇、近くの家畜を 襲っては食べた。御堂山の池に身を投げた女の化身であるという。その女というのは、代官の奥方で名をおしのといった。代官はおしのを嫌って、側室ばかりを寵愛した。そのうえ遊び好き、その恨みと嫉妬で成仏できず、おしのは大蛇となった。(中略) 蓮如さん出かけていって、その池のほとりに立ち、念仏を唱える。  大蛇は形をどんどん変えながら、次第に小さくなって不思議なことに、まもな くして大蛇は死骸になった。こうして、やっとおしのは天女となって成仏したと いう。  御堂山教会には、大蛇の死骸から取ったと伝えられる巨大な頭蓋骨が「蛇骨」 も大切に残されている。


202102 福岡学区

●月海塚

土呂八幡境内にある三河一向一揆に討ち死にした「海月佐伍介」の墓。参州一向宗乱記で「月塊佐悟助」


202101 本宿学区

●法蔵寺

家康が幼少のころ、手習いや漢籍などの学問に励んだと伝えられる寺。硯箱・硯石・手本・机・墨付小袖・破魔弓など家康幼少期の品のほか、境内には六角堂開運勝利観音・東照権現宮・家康ゆかりの草紙かけ松・おてならい井戸・お手植えの桜などの文化財も多く現存。 山腹には新撰組隊長近藤勇のものと伝わる首塚。京都三条大橋西に晒された首を同士が持ち出し、近藤が生前敬慕していた京都誓願寺住職に託した後、住職が転任した法蔵寺に運ばれた。

●一畑幡薬師寺(臨済宗妙心寺派の寺院、本山島根一畑寺)

厄除け・交通安全・眼病平癒などの祈祷寺。お斎に松茸料理がある。御霊泉の入浴は、ご祈祷を受けた人のみ。2012年には8.94メートルの薬師如来涅槃像を公開。銅製の仏像には約10センチ四方の金箔3万枚が貼り付けられ、像の下の暗い通路を通り抜け、本尊の裏側を通って足の裏を触る「胎内巡り」も行っている。